自動車を日常的に運転する人なら、ほとんどの人が加入している自動車保険。さまざまな商品がありますが、みなさんはどのように選んでいますか?
「万が一の時のものだから」と、年間の保険料や補償内容だけを見て決めてしまうことがほとんどではないでしょうか。
どれを選んでもそれほど変わらない…。そんな風に思いがちですが、今話題なのが加入した瞬間からメリットを享受できる一風変わった自動車保険「&e(アンディー)」。
今回は、実際に「&e(アンディー)」に加入している方々に、どんなメリットがあるのか意見を聞いてみました。
自動車保険、どうやって選んでる?
まずはヒアリングの前に、一般的な自動車保険の選び方について。
何を基準にしているのか、ライフハッカー[日本版]編集部で日頃から車を運転しているメンバーに話を聞いてみました。
「共働きで、自分と妻ともにそれぞれ自動車を所有。どちらに乗っても保険が適用になるように、補償範囲を家族に設定できるものにしています」(編集部員S)
補償範囲は重要ですね。単身で自分1人しか運転しないのならば個人限定で、家族も運転するのならば家族限定で、というのは基本でしょう。
「保険料で決めています。
自動車税、ガソリン代、駐車場代など、維持費のなかで一番削りやすいのが保険料。補償内容を見直したり、複数の保険を比較したりすると、年間数万円の差が出ることもあるので、定期的に自動車保険の見直しや乗り換えを検討しています」(編集部員T)
自動車を所有すると、車両本体の価格だけではなく維持費もかなりかかります。
確かに保険料は一番節約しやすい部分なので、少しでも安いところを選ぶ…というのはよくあることです。
「実は、保険については正直よくわかっておらず…結局自動車販売店任せにしてしまっています」(編集部員C)
うーむ、一応自動車保険に加入してはいるものの、このケースはただ加入しているだけという感じですね。
おそらくもっと安くて自分にあった保険があるはず、と考えるともったいないかもしれません。
「これだったら加入したい!」理想の自動車保険って?
次に、「どんな自動車保険なら入りたいと思うか?」という質問をしてみました。
「事故を起こしたり、もらい事故をしたときの対応の早さ。
緊急時はパニックになるので、オペレーターにすぐ電話がつながって指示をしてくれるなどサポートが厚いところがいいなと思います」(編集部員C)
確かに。事故を起こした時って、どうしていいかわからずにオロオロしてしまいますよね。
迅速かつ簡単に連絡がとれて、適切な処理をしてくれるところは安心感があります。
「家族や遠くに住んでいる親などが事故を起こした時に、すぐに通知が来て知ることができるサービスがあると安心です」(編集部員S)
自分だけではなく、家族の事故に対しても広く対応できる自動車保険。これ、実はかなり理想的かもしれません。
「事故は頻繁に起きるものではないので、無事故の場合はポイントが付与されて買い物に使えたりするとうれしいです。
そうすれば、意識的に運転を気をつけるようになりそう!」(編集部員T)
これもいいですね! 自動車保険の多くは、無事故の場合は等級が上がって保険料が若干安くなりますが、それ以外でお得な面ってあまりありませんから。
やはり、多くの人は「自動車保険には加入しているけれども、保険料や補償内容で決めてしまっている」といった感じ。というよりも、それ以上のメリットが感じられる自動車保険がないから選べない、というほうが正しいのかもしれません。
新しい自動車保険のカタチ。加入者はどんなメリットがある?
そこで注目したいのが、冒頭でも触れた自動車保険「&e(アンディー)」。
今までの自動車保険は「事故にあってからの対応」がメインでしたが、「&e(アンディー)」は「事故にあわない運転」を目指す新しい視点の保険です。テクノロジーを駆使することで、従来の保険にとどまらないサービスを提供しているのが特徴。
そのなかでも特徴的なのは、「事故を防ぐ・なくす社会」を目指し、個人の「補償」の枠組みを超えたサービスを提供している点です。
これはどういうことか? 答えは加入者が受けられる「恩恵(メリット)」にあります。たとえば…
【ここがすごい! &e(アンディー)の恩恵】
- 車体に設置したセンサーによる自分の運転傾向を数値化した「運転スコア」の表示
- 運転経路のほか、急加速・急ハンドル・急ブレーキの回数などの情報をスマホで確認できる「Tripレポート」
- 運転傾向に合わせた安全運転のヒント「運転テーマ」を提供。それに沿って安全運転を心がけると「ハート」が貯まり商品と交換が可能
つまり、安全運転を心がける働きかけをしてくれるうえ、安全運転をするとハートがもらえる(=商品と交換できる)という、毎日の運転がより安全に、より楽しくなる仕組みが盛り込まれているんです。
こんな自動車保険、初めてみました。
「&e(アンディー)」ぶっちゃけどう? 加入者の声をお届け
そうは言っても、その恩恵が自分にどんな影響をもたらすのか、なかなか想像がつきません。
というわけで、ここからは実際に「&e(アンディー)」に加入している方々の声(※)をお届けします。
「&e(アンディー)」ぶっちゃけどうですか?
※「&e(アンディー)」に加入するユーザーにアンケートを実施。有効回答件数18件。
Q1. 運転時に安全運転を心がけるようになった?
まずは「運転スコア」や「Tripレポート」について。
前述した「&e(アンディー)」による恩恵は、すべて契約後に送られてくる小型のセンサーによるもの。このセンサーを車に取り付け、専用アプリと連携させることで各データを作成してくれます。
では、これらを使うことで運転時に安全運転を心がけるようになったのでしょうか?
「常にスコアを良くしようとしているわけではないが、センサーが危険挙動を測定してくれているということを認識しているため、自然に危険挙動をしない運転になってきた。また、運転後に『Tripレポート』を振り返ってみると、ちゃんと安全運転していたことがわかるので、再度安全運転の意識が高まる」(50代男性)
「良いスコアを出すことが目的化するように。友人とスコアを競い合うチャレンジも楽しんでいる」(50代男性)
やはり「運転スコア」によって自分の運転が可視化されることで、自然と安全運転を心がけるようになっているサイクルが生まれているようです。良いスコアが出ればやっぱり気持ちいいし、いつも良いスコアを出したい気持ちになりますからね。
「Tripレポート」に関しても、自分の運転傾向がレポートとなってフィードバックされることで、気にかけているよう。「いつもこの場所で急ハンドルしがちだな」「今日は急ブレーキが1回もなかったぞ!」ということがわかると、次の運転へのモチベーションアップにもつながります。
さらにうれしいのが、家族や友人の「運転スコア」や「Tripレポート」を確認できるフレンド機能。家族の安全を見守れたり、友人たちと運転スキルを競ったり…安心感も楽しみも享受できる機能と言えますね。
Q2. &e(アンディー)アプリから配信される「運転テーマ」は意識してる?
「運転テーマ」とは、「&e(アンディー)」の専用アプリで配信される事故にあわない・起こさないためのヒント。
たとえば、「優先道路でも安全確認は怠らない」という運転テーマに取り組むと、「ハート」が貯まります。
そしてこのハート、コンビニ商品やドリンクなどと交換することが可能。つまり、安全運転をするといいことがあるんです!
さて、加入者の方々は「運転テーマ」をどれくらい意識しているのでしょう?
「おもしろく、興味が沸く内容なので記憶に残りやすい。運転中に『運転テーマ』のイラストやヒントをふと思い出して、注意しながら運転するように」(50代男性)
「基本的な内容だが、運転歴が長いと意識が薄れてしまう部分にフォーカスしているので、自省も含め意識するようになった」(40代男性)
「何十年も毎日運転。良くない意味で慣れてくると、基本かつ重要なことを忘れてしまいがちだな…といつも戒められる。&e(アンディー)のテーマはユーモアがあってとてもわかりやすく、親しみやすい。絵や図も多く、素直に受け入れられる」(40代女性)
「運転テーマ」も結構みなさん意識しているようですね。
アプリからプッシュ通知で送られてくるため気づきやすいし、ユーモアのあるテイストでアドバイスされる形式が、親しみやすさにもつながっているようです。
Q3. 「ハート」が貯まる仕組みは安全運転につながっている?
前述の通り、運転テーマをクリアすると「ハート」が貯まっていきます。このハートは、コンビニやカフェなどで指定商品と交換することが可能。
簡単に言えば、安全運転をしたご褒美みたいなものですね。この「ハート」は、安全運転をしようという意識につながっているのでしょうか?
「安全運転を続けることで、少しであってもコーヒーやお菓子がもらえると、“また続けていこう”“安全運転頑張ろう”と思う。ハートが貯まることが何となくうれしく、楽しい」(50代男性)
「ハートの獲得はゲーム感覚で楽しめるうえ、結果的に安全運転のモチベーションにもつながっている」(40代男性)
運転テーマをクリアして「ハート」が獲得できることは、「安全運転頑張ろう!」というモチベーションにつがなっているよう。「ゲーム感覚でできる」というのもポイントなのかもしれません。
「ハート」が貯まっていくだけでなく、結果的に商品と交換できるのは、日々の小さな喜びになるのではないでしょうか。
Q4. 「&e(アンディー)」に加入して安全運転の意識は高まった?
最後に肝心な質問。
「&e(アンディー)」に加入して得た「運転スコア」「Tripレポート」「運転テーマ」などによって、自身の安全運転への意識は高まったのでしょうか?
「(減点があった場合)どの場所のどの行為が危険運転だったのかを、地図上で確認できたり、自分の運転を客観的に振り返ることができるのは、とてもいいと思う」(40代その他)
「安全運転は当たり前のことではあるものの、ふと忘れていたり、意識が薄れていたりすることも。でも、『運転テーマ』などを確認するようになってから、いつも安全運転を意識するようになった」(40代男性)
「『Tripレポート』の通知、『運転テーマ』の提示、『ハート』の獲得など、複数の機能を楽しみながら取り組むことで、結果的に安全運転の意識が高まった」(40代男性)
やはり総括して「&e(アンディー)」に加入したことで安全運転への意識は高まったとの声が多く集まりました。
「安全運転しなさい!」というような強制感がなく、楽しみながら自然と危険挙動を回避できる点や、運転結果が可視化されて「ハート」がもらえたりするのも、意識改革を促すのにつながる要素と言えそうです。
安心感がすごい。万が一の時もテクノロジーでフルサポート!
「&e(アンディー)」は、安全運転を促すだけではありません。もちろん、万が一の事故時のサポートも充実しています。
事故の際は、車載センサーが衝撃を感知してスマホに通知。その通知をタップすると、その場で保険会社に事故の連絡が可能です。わざわざ自分で電話をかけたりする必要はありません。
また、センサーの認識を基にクラッシュレポートが自動的に作成されるので、事故の早期解決にも役立てることができるほか、事故現場での対応についてもスマホアプリがナビゲート。国内約900カ所以上の提携修理工場の予約までアプリ上で完結することができます。
IoTの力を存分に生かし、万が一の事故の際でもスムーズに処理ができる。「&e(アンディー)」は一歩先を行く、絶大な安心感を醸成してくれる自動車保険なのです。
これまで紹介した機能を見ると、ライフハッカー[日本版]編集部が理想とする自動車保険に最も近い形と言えそうですね。
最短60秒。面倒な見積もりや契約もスマホからあっという間
自動車保険の一番面倒なフローと言えば、やはり見積もりから契約まででしょう。しかし「&e(アンディー)」は見積もりが最短約60秒で行なえます。
公式サイトにアクセスして見積もりを開始、いくつかの質問項目に答えるだけであっという間に完了。乗り換えの場合に必要な自動車保険の証書の入力も、スマホで写真を撮るだけでAIのOCR認識により自動的に入力してくれます。これはとっても便利ですね!
なお、契約後に車載するセンサーは、30×30mmと手のひらサイズで小型のもの。ダッシュボードの下などに設置して、スマホとペアリングすれば、すぐに使い始めることができます。
“数々のテクノロジーを駆使した自動車保険”と言われると、「いろいろと難しいことが多いのかも…」と、敬遠しがちですが、実際にはユーザーの「面倒くさい」を取り払ってくれる工夫が満載。
「自動車保険って面倒くさい、難しい」と思っていた方ほど、このお手軽さは衝撃を受けるかもしれません。
これまでの自動車保険の常識を覆す「新時代の保険」
自動車保険は、事故が起きた時のサポートを担うものというイメージですが、「&e(アンディー)」は加入した時点からメリットを受けられるまったく新しい保険。
事故時の手厚いサポートは当然のことながら、普段の運転の際の安全意識や、習慣・行動変容を促して社会全体の安全の仕組みづくりまでをも視野に入れ、テクノロジーを駆使して日常的な安全運転をサポートし、見守ってくれる。それが「&e(アンディー)」なのです。
ユーザーに対して利便性やメリット、そして安心感をわかりやすい形で提供してくれる「&e(アンディー)」は、これまでの自動車保険のイメージや常識を覆す、これからの時代の新しい自動車保険。
これから自動車保険に加入しようとしている方、そろそろ自動車保険の見直しをしようと思っている方は、検討してみてはいかがでしょう。毎日の運転がちょっと楽しくなること請け合いですよ!
Source: &e(アンディー)
Image: Getty Images