旅行に持っていける荷物は限られます。とはいえ、少しの計画性とテクニックがあれば、必要なものすべてを持ち運ぶことは可能です。今回は、効率的なパッキングテクニックを紹介します。

(1)ダッフルバックを使う

スーツケースは防護性が高くてよいのですが、その分収納スペースが制限されます。また、荷物の量に合わせてサイズを変えることもできません。その点、ダッフルバッグは荷物に合わせてバッグを広げたり縮ませたりできるので便利です。肩にかけるのが嫌な人は、車輪付きのバッグを買うか、DIYで車輪を取り付ければいいでしょう。

(2)服を厳選する

ズボンは毎日履き替えなくても大丈夫です。旅行日程の2.5日につき1本あれば十分。そのうち1本は出かけるときに履いていきます。また、ふだん下着のシャツを着る人は、代わりにTシャツを持っていきましょう。最低限必要な服だけを厳選し、余分な服は持っていかないことです。予備を持って行くとしても、靴下か下着だけにします。

(3)服は丸めて収納

服を丸めて収納すれば、スペースも節約でき、シワにもなりにくいことは、トラベラーの間では常識です。服はたたむのではなく、丸めましょう!

(4)パッキング・キューブ(収納ポーチ)を活用する

パッキング・キューブを使えばスーツケースの中をスッキリ整頓できます。Eagle Creek社のSpecterシリーズ(英文記事)なら、軽量で余計なスペースもとりません。収納容量を変えられる圧縮ジッパーもついています。

(5)洗面道具は外に

洗面道具は、必ずしもスーツケースやダッフルバッグの中に入れる必要はありません。バッグの外にひっかければOK。透明なポーチに入れておけば、セキュリティチェック時に洗面道具を外にだす手間も省けます。

以上です。事前の計画とちょっとした工夫で、パッキング効率がかなり違ってきます。パッキングについてもっと学びたい人は、「荷物を飛行機座席下のスペースに収まるようにパッキングする方法」も参考に。そのほか、「2週間分の洋服を小さなバッグに詰め込むパッキング方法」やテトリスっぽい洋服収納術キャビンアテンダント直伝のパッキング術も紹介しています。

Adam Dachis(原文/訳:伊藤貴之)

Photo by Kristen Taylor .