人間は誰しも過ちを犯すもの。完璧な人など存在しません。ビジネスにおいてもこれは同じです。どんなに真剣に仕事をしてる人でも、うっかり「やらかした」経験がある人がほとんどなのではないでしょうか。
だとすれば、その「やらかし」をリカバリーできる能力も、ビジネススキルのひとつかもしれません。テクノロジーが発達した現代ですから、賢いツールを活用すればなんとかなってしまうことも多いのです。
そんなことを考えたのも、高機能スマホの最先端であるXperia Z5をライフハッカー[日本版]編集部で使ってみた実感から。全方位的にハイパフォーマンスな機能が詰め込まれた総合力の高い端末ゆえに、日々の業務で発生するさまざまな「やらかした!」を次々にリカバリーしてくれたのです。
▲フロストガラスの奥行ある質感で、角度によってさまざまな表情をみせるXperia Z5の背面デザイン。 ▲Xperia Z5 Compactは、手のひらにおさまるコンパクトサイズの中に機能を凝縮したモデル。 ▲フルHDの4倍もの解像度を誇る世界初*の4K**ディスプレイを搭載した最高峰のハイエンドモデルXperia Z5 Premiumは、鏡面のような背面パネルが特徴的。 * 2015年9月30日現在、各メーカーからの公式発表に基づく。ソニーモバイルコミュニケーションズ(株)調べ。** 水平3840画素×垂直2160画素(SID規格に基づく)。
撮りたい時にカメラがない!
編集者にとって、取材のチャンスはどこに転がっているかわからないもの。でも、そういう時に限って一眼レフを持っていないんですよね。「あ~カメラ持ってくれば良かった...!」と後悔がよぎる瞬間、思い出したのはポケットの中のXperia Z5でした。
- 世界最速*の0.03秒オートフォーカスを搭載しているので、動きまわる被写体でもばっちり撮影。
- デジタル5倍ズームでもクリアな画質を実現。イベントなどでステージが遠くても撮影チャンスを逃しません。
「スマホのカメラ撮影では、タイムラグ無しにすぐに撮影できるのが理想だと考えています。このタイムラグの中にはオートフォーカスの時間も含まれているので、今回はじめて位相差オートフォーカスという方式を使うことでオートフォーカスにかかる時間の大幅な短縮を狙いました。
開発の段階では地道なデータ取りで最適な設定を決め、精度と速度を両立させたオートフォーカスが実現しました。環境が明るいほどフォーカスの速さが最速になる確率が高くなるので、ぜひ屋外などの明るい環境で試してみてください!」
雨の中、傘もないのに道に迷った...
訪問先からの帰り道、突然の雨。こんなときは早急にスマホのマップアプリで最寄りのコンビニを探して傘を買いたいものです。とはいえ、いくらスマホに防水機能がついていても、水滴のついたディスプレイは誤反応が多く、スクロールやピンチイン/アウトを多用したいマップアプリは特に使いにくいイメージが...。
と思いきや、Xperia Z5は濡れた画面でもほとんど誤動作がありませんでした。乾いた状態の時と同じようにスムーズにマップを検索して、見つけた最寄りのコンビニに早々に避難完了。
- 防水仕様なので、雨の中でもためらいなくスマホを取り出して使えます。
- 濡れた画面でも快適操作。高いタッチ精度で文字入力やスクロール、ピンチイン/アウトもストレスフリーでした。
「水に濡れた状態のディスプレイでタッチ操作の使い心地を向上するため、開発で難しかったのは、指と水の電気的な特性の違いを見分けること。特性の違いを強調しようとしてタッチパネルの感度を上げ過ぎてしまうと、ノイズ成分を誤検出するケースがあります。また一口に"水に濡れた状態"と言っても、"霧吹き状でガラス表面に水滴が付いている時"と"水に浸かっている時"では特性が変わってきます。
それらのバランスを保ちつつ、ユーザーが意識しないでも心地よく使いこなすことができるような設計を心がけました」
まさかの財布忘れ出勤!
もう何年も社会人をやっているというのに、お財布を忘れたまま会社に出勤してしまうというミスを今なおやらかしてしまうことがあります。また同僚から借りるのも気が引けるな...などと考えていたら、Xperia Z5のおサイフケータイ®機能を思い出しました。コンビニで無事にランチを購入。
- 安定のおサイフケータイ®対応だから、スマホひとつで外出可能。
- モバイルSuicaと連携しておけば、移動の交通費も心配ありません。
出張なのに充電器を荷物に入れ忘れてピンチ
取材のために、一泊二日で出張に行くことに。遠方にいるときこそ、都内の編集部とマメに連絡を取り合って、他の進行中の案件をスピードダウンさせないように──と思っていたのに、ふと気になってカバンの中を探してみたら、充電器がない...。どうやら家に忘れてきてしまったようですが、このままでは電池が切れた明日には誰とも連絡が取れなくなる!
そこで使ってみたのが「STAMINA®モード」。指定したアプリの待機中の動作を制限することでバッテリー消費を抑えるモードです。制限するアプリは自分で選択することができるので、日常的な使い方の中で最低限の連絡に必要なアプリだけを残して設定しておけば、普段とそれほど違った不自由は感じませんでした。その割には翌日もバッテリー残量はしっかり残っていましたよ。
- 設定画面でSTAMINA®モードのON/OFF切替時の待ち受け時間の長さを比較することができます。
- 制限するアプリの選択は自分の使い方に合わせることができて、カスタム度高し。
移動中に資料に不備を発見
ある日、訪問先にプレゼンに行く途中の電車内で資料を見直していたところ、痛恨の日付間違いを発見...! そんな「やらかし」もXperia Z5内でサクッとファイル編集してしまえば、なかったことにできてしまいます。64bitオクタコアのパワフルなCPUを搭載しているXperia Z5では、複数のアプリを同時に開いたり、容量の大きなファイルを起動したりしても動作がもたつくことがありません。また高速通信に対応しているので、クラウド上のファイルをダウンロードしたりアップロードしたりするのもストレスなし。Googleドライブ上でPowerPointのファイルを編集して先方に共有することで、事なきを得ました。
- CPUがパワフルなら、仕事以外に音楽や動画といったエンタメも快適に楽しめます。
- 電源ボタン部分に指紋認証を採用。万が一の紛失時のセキュリティ対策になるほか、日常の使用でも握るだけでロック画面解除できて快適。
「Xperiaシリーズでは初となる指紋センサーですが、Xperiaのアイコンである側面の電源キーと指紋センサーの一体化によるユーザビリティー向上が設計命題でした。
セット薄型化との両立のため、より小型の新規センサーを搭載する必要がありましたが、センサーサイズが小さくなるほどセンサー部の防水性の確保には不利になるため、コンセプト設計の段階より、使用ケースを想定した繰り返し操作や落下試験など入念な信頼性評価を行い、ユーザーが安心して使えるよう十分な品質を確保しました」
人間のちょっとした失敗をツールがなんとかしてくれる時代。Xperia Z5のような総合力の高い端末には、ユーザーが自分でも予期しなかったような局面で「あ! あの機能が使える」とピンチを救ってくれる心強さがありました。
ちなみに付け加えるなら、Xperia Z5を使っていたことで機能面以外でもちょっとした「良かったこと」が。Xperia Z5を持っている時、人目を引くデザイン性の高さのおかげか、オフィスで話したことのない同僚に「新しいスマホ? かっこいいね」等と何度か話しかけられることがありました。
「Xperia Z5のデザインでは、使う人の毎日の生活に調和する、上質な佇まいを目指しました。Zシリーズの初代から継承しているメタルフレーム、ガラス素材は踏襲しつつ、今回新たにフロストガラスを採用することで、新しい価値を作り出しました。手に優しく馴染むしっとりとした上質感と、フロストガラス越しに見える奥行き感のある色にこだわったデザインです」
ユーザーの生活に寄り添う高機能とともに、心地よいデザインをまとったXperia Z5。失敗をリカバリーしてくれるのみならず、新しい友だち作りさえもサポートしてくれてしまうのかもしれません...!
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Xperia Z5 Compact | ソニーモバイルコミュニケーションズ
Xperia Z5 Premium | ソニーモバイルコミュニケーションズ
(文/ライフハッカー[日本版]編集部、撮影/大塚敬太)