発売前からそのインパクトあるルックスやハイエンドな高機能が話題となっていた新機種「Galaxy S6 edge」と「Galaxy S6」。美しく洗練されたデザインやクアッドHD(2560×1440)の有機ELディスプレイ、オクタコアCPUなど注目点は数あれど、ライフハッカー[日本版]編集部が今回フォーカスしたいのは大幅に強化されたバッテリーの充電機能です。

ワイヤレス充電機能を標準装備している上に、急速充電ケーブルを繋げば約10分間で4時間の使用が可能に。時短術が大好物のライフハッカーでは、この「10分間」という時間は頻出のキーワードでもあります。

10分間という短い時間には思わぬパワーがあるもの。毎日忙しくて「時間がないから○○できない」が言い訳になっているなら、"10分間のチカラ"を見直すことで人生という長いスパンのパフォーマンスを向上させることもでき得るのです。

そこで今回は、Galaxy S6を充電する10分の間に"自分も急速充電"できるよう、「たった10分間行うだけで人生のパフォーマンスを上げられること」を紹介します。

パワー注入は「気軽に」もしくは「クイックに」

Galaxy S6 edgeとGalaxy S6はいずれもワイヤレス充電機能と急速充電機能を標準装備しています。別売りのワイヤレス充電パッドの上に置くだけで充電できる「おくだけ充電」では、約180分で100%の充電が可能。この「おくだけ充電」のメリットは、ちょっとした合間に何気なくスマホを置いておくだけでこまめにバッテリーを補充できることです。バッテリー残量を気にして「そろそろ充電しなきゃ」と意識することが減り、充電という作業を日常の動作の中で限りなく"自動化"することができるはず。

150423_GalaxyS6_02.JPG ▲いつもスマホを置いておく場所にワイヤレス充電パッドを設置しておけば、あまり意識せずともちょこちょこと気軽にバッテリーの補充ができる(ワイヤレス充電パッドは別売り)。

速さ重視の場合には、マイクロUSBの急速充電ケーブル接続がおすすめです。100%充電するまでにかかる時間は約95分。約10分の充電でも、4時間の使用が可能なのです。これから外出なのに気づけばスマホの電池が残り僅かで焦る...という時に、約10分だけでもケーブルにつなげば4時間は持ちこたえられると思えば、かなり安心ですよね。

たった10分間でブーストできる4つのこと

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Galaxy S6やGalaxy S6 edgeにとってそうであるのと同様に、私たち自身にとっても10分間という時間は大きなパワーを秘めています。Galaxy S6やGalaxy S6 edgeを充電ケーブルにつないでいるたった10分の間に、生産性を向上させたり、自分を向上させたりすることができるのです。下記にそのいくつかの例をご紹介しましょう。

・集中力のブースト

タスクをこなすにあたって今ひとつ集中できないという時、障壁になっているのは多くの場合「それをやり始めること」ではないでしょうか? やらなければいけないのに、どうしてもやろうという気になれないあまり、つい先延ばしにしてしまう...それを乗り越えるために使えるのが「10分間のスタートダッシュ」テクニックです。

方法は簡単で、タイマーをセットして「とにかく10分間だけ」と自分に言い聞かせ、タスクにとりかかるのみ。この方法が効果的なのは「(10分間という)制約を受けることで脳にオーバードライブがかかり、短時間でタスクをやり遂げるためのベストな方法を、高速かつ創造的に思考」できるからだそうです(過去記事より)。TwitterやFacebookをチェックしたい、お茶を飲みたい...といった些事への誘惑を抑える訓練に、とにかく何も考えずに10分間だけ、面倒くさくて困難なタスクをやり始めてみてください。10分のアラームが鳴ったあとは休憩してもOKですし、もちろん気分が乗ったらそのまま同じタスクをずっと続けてもかまいません。

・脳をアゲるパワーナップ(昼寝)

昼寝は疲労回復に良いだけではなく、脳をリフレッシュさせ、記憶力や認知パフォーマンスを上げる効果があることは、最近になってよく知られるようになってきました。この昼寝=パワーナップは長すぎてもダメ、短すぎてもダメ。研究によれば、その効果が最大化するのは「10分間眠った時」なのだそうです。

・ストレスと集中力を科学的にマネジメントするための瞑想

ひと昔前までは宗教・思想的なイメージが強かった瞑想ですが、近年では科学的にさまざまな分野の研究でホットなテーマとなっています。特に「マインドフルネス瞑想」は、集中力を強化しストレスをマネジメントする"脳のエクササイズ"として注目され、Google社やインテル社などが社員研修に採用したことで有名になりました。

このマインドフルネス瞑想によって、集中力の向上、ストレス軽減のほか、創造性や記憶力が向上するということが研究でわかっています。そもそもマインドフルネスとはどういう状態なのかどんな効果があるのか、そしてその実践法についてはこれまでにも何度か記事で紹介してきました。

ここで強調しておきたいのは、この瞑想法は「心を空っぽにできなければ失敗」というような難しいことではなく、また長時間にわたって行う必要もないということ。10~15分程度、散歩や通勤中など日常の中で行う習慣をつければ良いだけなのです。

・効率的でメリットの多い"10分間会議"

1日のスケジュールを見直してみると、社内会議やミーティングにかなりの時間を割いているという人も多いのではないでしょうか。でもその会議のあいだの1時間から、配布済みの資料のレビューや、雑談、不毛な愚痴の言い合いなどに費やした時間を差し引いてみると、どのくらいの有意義な時間が残るでしょう?

会議を効率化するための「10分間会議」というアイデアがあります。文字通り10分以内で終わらせるこの会議のメリットは「参加者は会議が短時間で済むとわかっているので、時間通りに会議の場に現れる」「参加者はすでに会議前に資料などに目を通しているので、スムーズに会議が進む」「10分間の会議で話についていけなかったり理解できなかったりすると周りから嫌な視線を向けられるので、必死に議題について来ようとする」など。このアイデアの実践のためには、参加者全員が「10分間で終わらせること」を目標にして事前に資料に目を通し、会議を開催した目的を明確に理解しておくことが必要です。

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その他にも、掃除読書エクササイズを10分間ずつの小分けにしてこなしたりと、10分間を効果的に使う方法はいくつもあります。

文字通りエッジィなデザイン、美麗な高画質、そしてモンスターCPU搭載

短時間を有効に使うことによって、長きにわたるパフォーマンスを向上させるスキルは、多忙な現代人に必須のもの。そんな現代人の生活に常に寄り添っているスマートフォンにも同じことが言えます。約10分の急速充電で4時間使えるGalaxy S6とGalaxy S6 edgeは、バッテリー機能の他にも、プレミアム感のある高い機能性を詰め込んだ端末です。

150423_GalaxyS6_04.JPG ▲サイドはメタル、リア&フロントパネルは強化ガラス。光の角度によって色彩が豊かに変化する

150423_GalaxyS6_05.JPG ▲Galaxy S6 edgeは世界初のデュアルエッジスクリーンのデザインが発表直後から大きな話題に。サイドまで回り込んだスクリーンによって、画面が浮き出るような没入感が味わえる

デザインもさることながら、特筆すべきは画面の美しさ。クアッドHD(2560×1440)のSuper AMOLEDディスプレイ(有機EL)が採用され、F値1.9という明るいレンズで撮れるカメラ機能も。さらにGalaxy史上最速のオクタコアCPU、高速化した3GBのRAMとユーザーメモリを搭載しているので、起動時の立ち上がりや重いアプリの操作におけるサクサク感もかなりのものです。

ここまでハイパフォーマンスな端末を急速充電でたっぷり使えるバッテリー性能。この点にフォーカスして見れば、Galaxy S6とGalaxy S6 edgeは、10分間を大切にする忙しいビジネスパーソンにこそ真価を発揮するスマートフォンといえるのではないでしょうか。

Galaxy S6 | Galaxy S6 edge

(ライフハッカー[日本版]編集部)

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