飲んで騒いだ次の日の片付けは、前の晩とのギャップも手伝って本当に嫌になります(何もしたくなくなりますよね...)。そこで、米Lifehacker読者のwjglennさんが、ちょっと変わったお掃除術を教えてくれました。完ぺきにキレイにしようとしなくても、1日15分掃除するだけで、すべてがキレイに片付くというものです。

Photo by Maarten Takens.

 散らかった部屋を片付けるというのは、万人共通の尽きない悩みです。別にゴミ屋敷みたいな部屋や、汚れすぎて不衛生といったレベルの話をしているのではありません。ただ、普通に部屋が散らかっているというだけです。子どもがいる家はさらに大変でしょう。

たまに一念発起して徹底的に片付けて、部屋をピカピカに大掃除して、元通りにすることもあるでしょう。しかし、何日も掛けて大掃除をするなんて慣れないことをした後は、体調を崩してしまうこともあります。そこで、掃除に関する名言「続けられるように始めよう」を元にした、ちょっと変わったお掃除術を取り入れてみました。

時々大掃除をして、その状態をキープしようとするのではなく、毎日15分普通の掃除をした方が続けられるし、理にかなっています。ちなみに、料理の後片付けや洗い物、洗濯は別です。それらはそこまで大した問題ではないでしょう。

部屋がどれくらい散らかっているかに関係なく、ただ毎日15分掃除することを始めましょう。すべてがキレイになってもならなくても、それは問題ではありません。自分のしたいことにだけ集中して力を注ぎます。家族や同居人がいる場合は、全員が同じ時間に15分間掃除するといいでしょう。時間は夕食前がオススメです。

ここで一番大切なポイントは、15分経ったらやめるということ。もう少し掃除を続けたいなと思ってもやめてください。

家がかなりキレイに片付いている状態にするには、大体1週間かかります。大抵、散らかっているものを片付けるのには15分以上かからないので、余った時間はタンスや冷蔵庫の中の掃除など、何か他の場所の掃除や片付けをしてください

掃除をする上で最初の大きな問題は、大掃除の後は体調を壊してしまい、その数日間は掃除ができないということです。しかし、最初から続けられるように余力を残して始めれば、長期間その努力を継続することがどんどん簡単になっていきます

この方法によって、気合いを入れてやろうとしなくても、コツコツと続けることのすばらしさに気付くでしょう。家族や同居人も、自分の担当するところが終わったら、自然と時間がくるまでもっとキレイにしようとします。また、この掃除術の考え方は、他のことにも応用可能です。

「完ぺきにキレイにする必要はない」という考え方はとてもいいです。掃除をする15分間だけは、完ぺきに掃除だけに集中しましょう。何度も言いますが、家をチリ一つ落ちていないような状態にするのが目標ではありません。15分前よりも少しキレイに片付けるだけでいいのです。それを続けているうちに、これだけで常にキレイな状態が保てるということが分かると思います。

Clean Your House Regularly for 15 Minutes, Instead of "Until It's Clean", for Better Results | #tips

wjglenn(原文/訳:的野裕子)