彼女が手にしているのはタブレット...ではありません

正直言うと、出合ったときは奇をてらったガジェットくらいの気持ち。でも、使ってみて「これは家ナカ利用のパソコンとしてはすごいアリ」だと感じました。

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富士通が新発売した「LIFEBOOK GH77/T(以下、GH77/T)」は、パソコン本体の高性能を、取り外せるディスプレイで家じゅうどこでも楽しめる、新しいコンセプトのパソコン。そう、彼女が手にしているのはタブレットではなく、パソコンのディスプレイなのです。ふたつは独自の無線技術により常につながっていて、最大で約30m離れていても使えます

GH77/Tの特長は下記のウェブCMでも表現されています。

リラックスタイムと相性よく、好きなところでごろごろまったり使えるのが魅力です。たとえば、こんなふうに。

ソファでごろごろ、ベッドでまったり、Blu-rayを楽しめます

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GH77/Tに触れて「これいいよねー」とまず盛り上がったのがコレ。本体にスロットインタイプのBlu-rayドライブが搭載されており、再生ソフトの『Corel WinDVD』も付属しているので、手持ちのBlu-ray/DVDディスクを好きなところで楽しめるのです

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先ほども書いた通り、本体とディスプレイはワイヤレスで常につながっています。ディスクをセットしたら、あとはディスプレイから操作して、ソファでもベッドでも、冬ならこたつでも、家の好きな場所で映像をスタート。ディスプレイは15.6型ワイドタイプ、斜めから見ても色合いやコントラストの変化が少ない「IPS液晶」なので、パートナーや友達といった複数人で一緒に見るにもぴったりです。

このとき、テレビの脇に置いた本体とディスプレイまでの距離はおよそ5mほどでしたが、映像が遅れたり途切れたりすることもなく快適。試しに10m、15mと離れてみましたが、特に変化はありませんでした。防水仕様ではないのでお風呂やキッチンまわりには向きませんが、これだけの距離でつながるのであれば、少なくとも家の中で不足を感じることはないはずです。

本体とテレビをHDMIケーブルでつなげば、テレビを大画面ディスプレイのように使うこともできます。「本体の置き場はテレビのそば」などと決めておき、ディスプレイを家じゅうで持ち歩いて使うというスタイルが、GH77/Tの基本になりそうですね。

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ディスプレイの重さは約980グラム。持ってみると、「大きさの割りには軽い!」とびっくりします。

縦向きで使うと、写真やイラストが見切れなくてイイ

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ディスプレイの向きを感知して、表示を縦向き/横向きと自動で切り替えてくれるので、好きなウェブサイトを楽しむのにもイイです。

縦向きにすると、縦長の写真やイラストをスクロールなしで楽しめますし、読み物系のウェブサイトにも合いますね。言うなれば「Tumblrやpixivなんかがめちゃくちゃ捗る」ということです。

横向きは、ブラウザゲームや動画サービスを、布団にくるまりながらのんびりやるのにも最適。言うなれば「DMMやニコ動なんかがめちゃくちゃ捗る」ということです。

ディスプレイ単体での最大駆動時間は約4時間(※)で、映画ひと作品くらいなら余裕で持ちます。短いと感じるかもしれませんが、むしろこれで20時間くらいバッテリが持ってしまうと、ぜったいに堕落生活まっしぐらなので、むしろほどよいくらいで切れてくれていいかもと思えます。(※『JEITAバッテリ動作時間測定法(Ver.2.0)』相当)

家ナカどこでも、ハイスペックなPCでワークスペースに

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付属のスタンドにディスプレイを立てかけ、ワイヤレスキーボードとマウスも接続すれば、通常のデスクトップパソコンと同じように使えます。キーボードとマウスは本体から最大約10mまで接続できるため、リビングでもソファでもトイレでも、家の好きな場所をワークスペースに変えられますね。

そもそも、GH77/Tの本体はハイパフォーマンスなデスクトップパソコン仕様。詳しいスペックはこちらで見られますが、CPUは最新の「インテルR Core? i7-4712HQ プロセッサー」、メモリは8GB、容量は約2TB(1TBのHDDを2台搭載)と、動画編集などのマシンパワーがそれなりに必要になってくる作業もこなせます。

ワイヤレスの使い勝手が高まる『My Cloud』との連携

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GH77/Tは本体、ディスプレイ、キーボード、マウスと、もはや有線で機器をつないでいた時代を忘れるほどのワイヤレスっぷりですが、さらにスマートフォンとも無線でつながります。本体にNFCを内蔵しているため、対応端末でタッチすれば、スマホ内の写真や動画、見ているウェブページなどを簡単に本体へ転送できるのです。

ここで、約1TBのHDDを2台搭載しているのが生きてきます。それぞれ独立しても使えますが、設定をすれば1TBをメインストレージに、もう1TBを自動バックアップ用として働かせることもできるのです。

家に帰ってきたら、撮った写真をNFC経由でGH77/Tに保存。すると、専用アプリの『My Cloud プレイ』が撮影日や位置情報を基に、写真を自動で整理してくれます。仮に、スマホの中の写真を1000枚保存したところで、まだまだ余裕はたっぷりあります。

ちなみにこのMy Cloudは、同一ネットワークにあるHDDレコーダーなどの録画番組を見られたり、外からエアコンをコントロールできたり、さまざまな機器と連携できます。「家ナカのワイヤレス化」を推し進めてくれる存在として、GH77/Tと共にスッキリとした生活をつくるのに一役買ってくれそうです。

ありそうでなかった、パソコンとタブレットのいいところどり

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ひとりで気楽に使うもよし、パートナーと並んでコンテンツを楽しむもよし、仲間とワイワイ写真や動画を振り返るもよし。GH77/Tは、リラックスタイムにも、ワークモードにも、どちらにも対応してくれるでしょう。

パソコンとタブレット、どちらの良さも取り入れた、ありそうでなかった1台。富士通はGH77/Tを「New Style PC」と呼んでいます。たしかに、パソコンでできることの自由さを最大限持ちつつ、タブレットにはできないことを叶えてくれる、ユニークな存在といえそうです。

以下は余談ですが、記事冒頭のプロモーションムービーに出演していたシロフクロウ、メイキングムービーではもっと可愛い姿が見られます。モデルさんにちょっかい出されてるところが和みすぎる。

モデルの女性は、言動やらイラストやらが「なんか...飛んでる!」と話題をさらったミスiD 2015グランプリの水野しずさん。起用した富士通は英断か...と思ったら、モノトーンの雰囲気にバッチリ合っててすごく良かったです、はい。

製品情報ページ

LIFEBOOK GHシリーズ|富士通 直販サイト「WEB MART」

(モデル/吉次美恵子、写真/木原基行、文/長谷川賢人、撮影協力/スペースマーケット

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