キラキラ光る、君をきれいに残したいんだ。
ギズモード副編集長・松葉。つい4カ月前に待望の第一子が生まれ、めでたくパパになりました。しかも女の子。男親というのはやはり娘にデレッデレになるものなのですね、時間があくたびにスマホで娘の写真や動画を見てニヤニヤしている姿を見かけます。
ある日、そんな新米パパがある決意をしたようです。それは…
「娘のはじめての体験を、きれいに残しておきたい!」家電量販店のテレビ売り場に行けば、一番いいところにあるのは4Kテレビ。今後は高画質な4K映像がスタンダードとなっていくのは確実です。YouTubeも4K動画のアップロードに対応し、のちのちのことを考えれば今しかないわが子の一瞬を「4K」で残しておくことが、新米パパ・ママに課せられた使命と言ってもいいでしょう。
そんな子どもの成長を美しい4K映像として記録できるのが、ソニーのハンディカム プロジェクター内蔵の「FDR-AXP35」とプロジェクターなしモデルの「FDR-AX30」。映像の鮮明さに定評がある1/2.3型 Exmor R CMOSセンサー(記録最大2060万画素相当)での超高画質4K撮影に対応。
しかもレンズは「ZEISS(ツァイス)バリオ・ゾナーT」レンズ。画質の良さもさることながら「空間光学手ブレ補正」を内蔵し、素早い動きやズーム時の手ブレにも超強い。と民生機では最高水準のハイスペックハンディカム。確かにこれなら子どもの成長を追っていくのに最適です。
これ狙ってるの松葉さん? え、もう手元にある? 思い切りましたね松葉さん…。スマホの動画じゃ物足りなくなった?
松葉「未来のわが子の為に、その時々のキラキラした体験を一番きれいに撮っておきたいじゃないですか。あと、やっぱりこういう最新テクノロジーが山盛りの機種は燃えます! 4Kが一般的なフルHD画質とどのくらい違うのか確認する必要があると思いませんか?」
子どもも愛して、ガジェットも愛している。ということなんですね。さすがギズモード副編集長。僕、目からうろこが落ちまくりです。それでは新米パパ松葉から、4K体験レポートをどうぞ。
4Kの表現力にわが子を撮る手が止まらない!
早速お散歩にでも…と思ったのですが、まずは室内でその実力を検証してみました。4KとフルHDで撮影したのでその画質の違いを比べてみましょう。
フルHDの旧モデルとの差は一目瞭然。拡大してみるとさらに差はくっきりと感じられます。
4倍の情報量を持っているということは、それだけ高精細に残せるということです。さすがの4K、子どもの肌の質感、繊細なまつ毛の一本一本まで表現できています。フルHDサイズと比べると画質の違いは明らかですね。F値1.8-3.8の明るいレンズとExmor R CMOSセンサーによって周囲のぼけ味もきれい。被写体が引き立ちます。
怖くてなかなか切れない小さな爪。寝ている間に慎重に慎重に、そぉ〜っと切ります。4Kテレビで見返すにしても、近づいてじっと見つめてもきれいというのは感動するものがあります。これはなかなか記事だけではお伝えしきれない部分。実際に体験してみたいという人は店頭でのチェックがおすすめです。
ドキドキの公園デビューを4K映像で残す
最初は光を追っていたその目は、次第にパパ・ママの顔や動くものを追うようになりました。生後4カ月。娘はきっと動くもの全てが不思議でたまらないはずです。そこで、ちょっと早い気もしますが、お散歩がてら公園デビューしてみました。
きっと初めて見る道中の景色、色とりどりの遊具、そして遊ぶ子どもたちの姿は、この子の感受性を刺激してくれるに違いありません。そんな「はじめて」を残しておきたいんです。
もちろん「FDR-AXP35」の性能もしっかりとチェックしてみましたよ。道中はこんなスタイルで「FDR-AXP35」と別のハンディカムを水平に配置。両方で撮影して強力と噂される手ブレ補正の実力を確かめてみました。カメラマンはママ、ビデオカメラの撮影は不慣れだけどしっかり撮れるでしょうか?
空間光学手ブレ補正、すごい威力です。
決して撮り慣れているわけではないママの撮影でも…。いや、不慣れなママの撮影だからこそ、効果がよく分かるというべきでしょうか。手ブレ補正無しのハンディカムと比較すると、その安定度は段違い。歩行による上下左右のゆらぎは、ほぼ無くなっています。
また、手ブレ補正の真価を発揮するのがズームシーン。一般的には僅かな手の揺れもズーム時には大きなブレとなり、手持ちでは被写体を画面に収めるのが難しくなります。しかし、ご覧のように「FDR-AXP35」の方はズームしてもかなり安定しています。光学10倍までズームしてこの結果は素晴らしいですね。三脚とか持ち歩かなくても、手ブレが少なくきれいな映像が撮れちゃいます。
フルHDの4倍の情報量を持つ4Kだから、決定的シーンを静止画として切り出してもきれいなまま。それもそのはず、切り出した静止画は、デジタルカメラ並みの829万画素もあるんです。思い出の1カットを写真にしておいて、アルバムにまとめてもいいですし、4Kの解像度なら印刷にも十分耐えられます。デジカメとハンディカムを別々に持ち歩かなくても、きれいな写真を残せる、というのは高画質撮影ゆえの恩恵ですね。
4K撮影ならではの新しい視聴スタイルとして注目したいのが、「トリミング再生」機能。元の撮影サイズが大きいため、映像の一部をトリミングして拡大再生といった楽しみ方もできるんです。しかもフルHDサイズでトリミング可能なので、拡大してもまだまだ十二分にきれいなんです。
引き気味で撮影しておいても、あとから子どもの顔を中心にアップで再生するといった見かたができます。撮影時から構図や撮影範囲を考えなくても良いというのは便利ですよね。
今回は娘のお散歩シーンでしたが、子どもが大きくなったら運動会やお遊戯会などでも活躍するのではないでしょうか。操作も簡単で、パソコンいらず。テレビに接続して、映像を確認しつつトリミング範囲を選択すればOKですよ。
こういった「静止画切り出し」や「トリミング再生」といった機能も、4KというフルHDの4倍の情報量を持つからこそ活きています。うん、やはり今から4Kで残しておくべきだと再認識。
今の美しい君を、20年後の君へ…。
本日撮影した動画、数日かけて1本にまとめました。題して「20年後の娘に贈る4Kムービー」。
初めての公園は、君の目にはどんな風に映ったかな?
君は丸い目を細めながら、まぶしそうに見ていたね。
君が一生懸命に生きている世界は、こんなにもきれいなんだよ。
はじめてパパと公園に出かけたこの日の思い出。もちろん、君は覚えてないかもね。でも、パパは君を押しながら、ママは君を撮りながら、すごく大事な時間を過ごすことができたんだ。
君が大きくなったら、お酒でも飲みながらまたこの時の話をしようか。その日がくるまで、パパとママは、君を大事に育てるからね。
そんな思いを込めて、この4KムービーをHDDに大切に保存することにしました。いつの日か、また一緒にこの映像を見返そうと思います。
未来に残すならば4Kで残すべきだ!
……副編集長・松葉、渾身のガチレビューでしたね。確かにこれは子どもの映像を収めるには頼もしいハンディカムです。
現在、動画はすごく手軽に撮影できるようになり、お手持ちのスマホで本当にサクッと撮ることもできてしまいます。また、そこまで4Kにこだわる必要も無いのではないか?HDで十分なのでは?とも思ってしまいますよね。
しかし、比べてみてはじめてわかった、4Kの情報量の多さと美しさ、最新技術の素晴らしさたるや! 民生機でこのレベルの映像が撮れるというのは驚異的です。
子どもの映像というのはきっと将来見返す日がくるはずです。それは明日かもしれませんし、5年後かも、20年後かもしれません。でも、その日のために瞬く間に過ぎてしまう貴重な姿、体験を美しく未来へ残しておきたいと思うのは、すべての親に共通する願いではないでしょか。
そういう意味では最新の1/2.3型 Exmor R CMOSセンサーの高い表現力で、4Kでの超高画質録画に対応。明るく、鮮明に、ブレなく撮れるという「FDR-AXP35」や「FDR-AX30」は、性能と機能を高次元で両立しています。間違いなくパパ・ママから強い支持を受けることでしょう。
新米パパ・ママのみなさん。そしてこらからパパ・ママになる皆さん。子どものキラキラとした日々をきれいな映像に残すなら、「4K」の高い表現力と、手持ち撮影でも気にせず撮れる「空間光学手ブレ補正」を兼ね備えたソニーの4Kハンディカムが間違いなくおすすめです。
4Kハンディカムの各機能を体験してみたい人は、こちらのサイトもどうぞ。
source: FDR-AXP35 , FDR-AX30 , 4Kハンディカム体験サイト(ソニー)
(小暮ひさのり)