「ステーキには赤ワインが合う」「お刺身には日本酒がいい」など、食べ合わせには"鉄板"があります。プリっと弾ける肉汁たっぷりウインナーに合わせるなら、やっぱり、ビールですよね。僕も異論ありません。

...いや、ありません、でした。わざわざ過去形にしたのは、ある飲み物がそれ以上にベストマッチなのを知ってしまったのです。

「僕の舌がそう感じたから」だけではありません。実は、食べ合わせを科学的に分析して導き出された結果でもあります。コンビニでも手軽に買えて、男女ともに親しみやすい風味で、ビールと同じくらい(時にはビールを超えるほど!)にさまざまなおつまみとも相性が良く、飲み会にあると大助かり...そんな一杯を、今日は紹介します。

ビールよりもウインナーに合う飲み物が発売される

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3月17日より発売になる「キリンチューハイ ビターズ クワトロ」は、発売以来人気の「キリンチューハイ ビターズ」の新しいラインアップ。ビール事業部への謀反として「とりあえずチューハイ!」というコピーを掲げ、ビールに置き換わる存在をプッシュしているテレビCMで目にした方もいるのではないでしょうか。

「キリン ビターズ クワトロ」もビターズシリーズならではの「ほろ苦さ」を受け継ぎつつも、アルコール分は4%。しかし、お酒としてのしっかりした飲みごたえはありながら、デイリーユースで飲みやすく、気軽に楽しみたい人たちにも合う味わいとなっています。風味は「ほろにがシトラス」「グリーンアップル&ライムピール」の2種類。

現在、3月17日の発売を記念して、20歳以上であれば応募できる先行お試しキャンペーンを展開しているのですが、この「キリンチューハイ ビターズ クワトロ」こそ、ビールよりもウインナーに合う飲み物だというのです。

なぜ、ビールよりも相性が良いとわかるの?

その理由は、AISSY株式会社が開発した味覚センサーで、科学的に分析された結果だから。味覚センサーは食べ物や飲み物を、甘味、旨味、苦味、酸味、塩味から成る「5つの基本味」に分類し、定量的な数値データとして出力、組み合わせの相性度を教えてくれるマシン。つまり、「飲み物と食べ物を組み合わせた心地よいバランス」を科学的に発見できるのです。

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味覚センサーで「5つの基本味」を解析して数値化し、ステーキと赤ワインの相性度を表した例

味覚センサーが導く相性度とは、「異なる最も強い味覚バランス」と「味全体の強さのバランス」を合わせた数値のことだそう。だいたいのケースにおいて、重なりあった五角形のバランスがとれており、きれいな形になるほど相性が良いといえるそうです。いわゆる鉄板の組み合わせの裏には科学的な理由があり、これを知っていると、食べ合わせの妙も見えてきますね。

むしろ、ビールに合うおつまみ、全部いけます

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先に書いたキャンペーンを開催するにあたり、「とりあえずチューハイ!」のコピーを実証すべく、ビールに合いそうなおつまみを相性度で判定してみたのだそう。すると、唐揚げ、餃子、フランクフルトなど、テストを行ったおつまみのすべてで「キリンチューハイ ビターズ クワトロ」は代表的な缶ビールの平均値を凌いだのです。

中でも、国内外から高い人気を誇る北海道・トンデンファーム「荒挽ウインナー」との相性度が抜群。ビールの平均値が相性度88.1%だったのに対し、「ほろにがシトラス」は97.9%「グリーンアップル&ライムピール」は95.0%と圧倒。

そこで、キャンペーンでは「キリン ビターズ クワトロ」に併せて、この相性抜群の「荒挽ウインナー」を含むトンデンファームの詰め合わせセットをプレゼントすることに決めたのだとか。

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トンデンファーム「荒挽ウインナー」は噛むほどに肉の旨味が感じられ、
豊かなスパイスの香りも楽しめる逸品

...とはいえ、僕も酒飲みの端くれ。いくら相性が良いと紹介されたって、自分の舌で味わってみなければ信じられません。キリンビールさんにおねだりして、お試しさせてもらうことにしました。ビール党の僕だけでは評価が偏ると思い、社内のお酒好きに声をかけて試飲会を開催。すると、飲んだ全員が驚いた。「なにこの、スッキリ感」と。

缶チューハイだと思って飲むと、良い意味で裏切られる

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「ほろにがシトラス」は、キレのある口当たりのあと、すぐに爽やかなシトラスの香りが追いかけ、心地よい酸味と苦味がやってきます。「シャンパンに近い」「フリッツアンテ(微炭酸の白ワイン)を思わせる」という感想も

それだけ、缶チューハイだと思って飲むと驚くほどキレのよい味わいがありました。氷を浮かべるとさらにスッキリ感が増しますね。

97.9%の相性度を誇るトンデンファーム「荒挽ウインナー」と一緒に食べてみると、「ほろにがシトラス」の特長であるスッキリ感がより際立ってきます。ウインナーの肉汁や旨味、スパイスの余韻を、シトラスの爽やかさが引き立てつつも、さらりと口の中をリセット。すると、またウインナーがひと口目のように楽しめる。

前述の「旨味のある食べ物と、苦味のある飲み物を組み合わせると、味にコントラストが生まれてさらに旨味を感じられるようになる」を体現しています。食中酒にぴったりで、油物との相性も良さそうです。

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相性度でも上記の通り、「ほろにがシトラス」の苦味と酸味、ウインナーの旨味と塩味がバランスよく調和しているのがわかります。AISSY株式会社によると、ビールは苦味の力強さがあるために、荒挽ウインナーの旨味がいくらか負けてしまい、その分、バランスが悪くなってしまうのだとか。

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「グリーンアップル&ライムピール」は、口にふくんだ瞬間にグリーンアップルの香りが広がってから、じわっ...と苦味がやってきます。味のコントラストを楽しみながらもうひと口飲んでみると、苦味を感じた舌に香りが広がって...というループが起きて、飲み飽きません。

「アップルシードルに近い、自然なフルーティーさがあって、おしゃれな味がする」とは、ある20代女性のコメント。「レストランで飲むものという雰囲気」なんて声もありました。

こちらは氷を入れずに冷やしてそのまま飲むほうが、香りも立ち、シードルやフルーティーなシャンパンにより近い楽しみ方ができそうです。

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こちらも荒挽ウインナーとの相性度は良好。「ほろにがシトラス」より甘味を感じますが、苦味があるおかげで後味はスッキリしており、荒挽ウインナーの味わいと混ざることもなく、こちらも食中酒としてよい塩梅です。「ほろにがシトラス」同様に、酸味と苦味がしっかりしていますから、ビールに合いそうな旨味と塩味を持つおつまみを選べば、おいしさのバランスは取れることでしょう。

アルコールの強さがグッとくるのは得意ではないけれど、かといって甘すぎるお酒はいやだ...という方なら、ぜひ試してみてほしい一杯。

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正直、缶チューハイへの新鮮な期待といえば「使っている果物が珍しい」や「飲んだことのない果実感」あたりだと見くびっていましたが、「キリン ビターズ クワトロ」はパッケージの上質感もあいまって、そのカテゴリにとどまらない満足を与えてくれ、良い意味で裏切られる驚きがありました。

ビール派もそれ以外も、仲良く乾杯できるツール

飲み会の乾杯といえば「やっぱりまずはビール」という人も多いかとは思いますが、ビールが苦手という女子は(最近は男子も)多いもの。そんなときに「キリン ビターズ クワトロ」も用意しておくと、みんなが気持ちよく乾杯できるのではと感じます。

おつまみの相性度はこれまでにも見てきた通りですから、いつもと同じようにビールに合うものを用意すればOK。会社のちょっとした懇親会やパーティーにも合いますよね。あとは「とりあえずビール!派」と「とりあえずチューハイ!派」で仲良く乾杯すれば、楽しい宴会のはじまりです。

先ほども紹介した通り、3月17日の発売を記念した20歳以上であれば応募できる先行お試しキャンペーンを展開中(応募〆切は2015年3月1日(日)24:00まで!)。見事当選すれば、飲み会を開く格好のネタになることでしょう。トンデンファームのおいしいセットと「キリン ビターズ クワトロ」のマリアージュ、ぜひ楽しんでみてほしいと思います。外れてしまったら...いつものおいしいウインナーで、お試しを。

「キリン ビターズ クワトロ」と相性抜群のおつまみプレゼントキャンペーン|キリンビール

(長谷川賢人)

Photo by Thinkstock/Getty Images.