ニューヨークタイムズ紙が、キャビンアテンダントに10日間分の旅行の荷物である、40種以上の衣類を、1つのスーツケースにキレイに収める方法を、聞きました。大量の衣類をスーツケースにパッキングする過程を、5つのステップで解説していましたので、ご紹介しましょう。
方法
スーツケースに入れる衣類
パンツ×3、ドレスパンツ×3、スカート×1、デニム・カジュアルパンツ×3、寝間着×3、水着×3、巻きスカート(サロン)×1、薄手のセーター×3、ワンピース×4、Tシャツ(カットソー)×10、ドレスシャツ×6、クラッチバック×1、化粧ポーチ×1、靴×2
大量の衣類をパッキングする5つのステップ
- すべての衣類をくるくると丸めます。こうすると、省スペースになる上に、衣類もシワになりにくいです。丸めた衣類は、スーツケースの横に積んでおきます
- 最初に靴を入れます。靴のかかとの部分が、スーツケースの角や内壁に沿うように入れます
- 次にデニムやカジュアルパンツなど、重くて生地の固い衣類が下になるように、先に入れます
- あとは、丸めた衣類を次々に、隙間無く入れていきましょう。衣類の層では、軽い衣類が上になるように入れます
- 最後に、化粧ポーチとクラッチバッグを一番上に乗せます。これが重しとなって、スーツケースのふたが閉まりやすくなります
おまけ
小旅行や短期出張など荷物が少なめの場合は、衣類を丸めないテクもあります。
- スーツや制服のパンツなどを、シワにならないよう平らに畳んだ状態で、スーツケースに層状に重ねて入れます。スーツケースに入り切らない部分は、折り畳まずに外に出したままにしておきます
- きちんと畳んだ衣類を、パンツの上に積み重ねて入れていき、一番上に化粧ポーチや衣類以外の物を乗せます
- 荷物を詰めたら、最後にはみ出たパンツの部分を、最後にふたをするように重ねて、できあがりです
衣類を丸めるのは常套テクだと思いますが、スーツケースに詰める順番がポイントのようですね。以下のリンク先で、スーツケースに詰める過程が写真で見られますので、参考になさってください。次回の旅行の際には、ぜひお試しあれ。
10 Days In a Carry-On [NYT]
Packing Tips From Travel Pros [NYT]
Erica Ho(原文/訳:的野裕子)
Photo by Thinkstock/Getty Images.