ライフハッカー編集部さま

私はノートパソコンをよく持ち歩くのですが、電源ケーブルが折れ曲がってしまうことがよくあります。同じところで何度も折れ曲がると、しまいにはすり切れてしまい、買い直すはめになります。電源ケーブルを半年ごとに買い替えずに済むような、正しい取り扱い方を教えてください。

クレイジーケーブルより

クレイジーケーブルさん

このようなお悩みはこれまでに何度も聞いてきました。以前「ヘッドホン・イヤホンについてはコードの巻き方」を紹介しましたが、今回は電源ケーブルということで、もっと重大ですね。世の中にはさまざまなケーブルがありますが、物によってはとても壊れやすかったりします。しかし基本的にはどれもゆるく巻くのがポイントです。誰もがよくやる電源ブロックの周りにきっちりと巻き付ける方法では、ケーブル内部のワイヤが折れ曲がり、それを何度も繰り返すと破損につながります。外見に壊れてなくても、中が先に駄目になることもあるのです。DIYサイト「Instructables」ユーザーのbmlbytesさんは、ペーパークリップの同じ場所を何度も折り曲げると、折れてしまうのと同じようだと説明しています。

130221_PowerCord.jpg

それでは正しい巻き方を伝授しましょう。まず電源ブロックを手に持ち、ケーブルとの接合部分が折れ曲がらずに真っすぐになっているのを確かめ、ゆるくコイル状に巻いていきます。冒頭に巻き方のデモビデオがありますので、参照してください。

ヘッドホン・イヤホンの巻き方のように、細かい技を使う方法もありますが、そこまでする必要はないでしょう。巻き終わったケーブルの端は、輪になったケーブルの中に通してもよし、クリップやべルクロでとめてもよし、何かしらで固定します。ビデオはMacBookの電源ケーブルを例に説明しましたが、どのノートパソコンのケーブルでも同じことです。

当然ながら、これだけが正しい巻き方というわけではありません。数字の8の形にゆるく巻いて、真ん中をとめる方法を勧める人もいます。しかし今回は「ねじらない」安全な方法を紹介しました。

他に言うことがあるとすれば、とにかくやさしく巻くこと、遠くからグイッと引っ張ってコンセントから抜いたりしないこと、同じ方向にきつく曲げたりしないこと、くらいです(あとケーブルに興味津々のペットが近づかないよう気をつけましょう)。それでも、どこか破れたり壊れたりしそうになったら、シリコンラバー「sugru」などで応急処置をしてください。

お試しください!

ライフハッカー編集部より

Whitson Gordon(原文/訳:的野裕子)

Title image remixed from CODIY and Yiyi